倉庫業ではお客様から預かった荷物を安全に保管するため、運送業ではトラックなどを盗難から守るために防犯カメラを活用することは大変重要になります。
このコラムでは倉庫業、運送業における防犯カメラ設置のメリットと防犯だけではない意外な活用方法などをご紹介させて頂きます。
お客様の荷物を安全に保管
倉庫業はお客様の荷物を保管し、それに伴う入庫や出庫作業を行います。
お客様から預かった荷物を盗難から守り、安全に保管するためにも倉庫に防犯カメラを設置することは重要になります。
お客様の荷物が万が一盗難された際には、信用問題になりますので、安全性を高めるための対策を行う必要があります。
駐車場のトラックの安全を確保
近年は様々な盗難が発生し、トラックの盗難のみならず、パーツを外して転売する犯罪も発生しています。
もちろん、トラックが盗難される被害も大きいのですが、盗難によりトラックが足らなくなると結果的にお客様にご迷惑をおかけしてしまうことになります。
また、そのトラックが足らない期間にもドライバーの人件費は発生しますので、損失はさらに拡大します。
防犯カメラを設置することで、盗難に遭う確率を大幅に減らすことが可能になります。
入荷場と出荷場の荷物量の確認
倉庫業においては入荷場や出荷場に荷物が溜まってしまうと、入出荷作業が滞り業務が回らなくなってしまいます。
これらの場所に防犯カメラを設置することで、事務所にいても現場の状況を確認でき、倉庫内作業が円滑に行えるようにスタッフの手配を行うことも可能になります。
ドライバーの点呼動画を保存
運送業においては、乗務前と乗務後に点呼を行いその様子を動画で録画しておく必要があります。事務所に設置してある防犯カメラでそれらの動画を録画しておくことで、別途新規にカメラを購入するコストを減らすことができます。
また、ドライバーの点呼を録画することで、安全運転の意識を高めることもできます。
荷物破損時の原因の究明
倉庫業においては、何らかのトラブルで倉庫内のお客様の荷物が破損してしまうことがあります。防犯カメラを倉庫内に設置しておくことで、それらのトラブルが発生した際にもその時の様子を確認できるので、原因の究明と再発防止の取組みを行うことができます。
車両の無断利用の確認
運送業におきましては、トラックを夜中にドライバーが無断で利用し、アルバイトを行い不正に利益を得るということも発生しています。
防犯カメラを駐車場に設置しておくことで、これらのトラックの不正利用を未然に防止することができます。
離れた所にある駐車場も監視可能
ネットワークを活用した防犯カメラを導入することで、離れた所にある駐車場の監視も可能になります。
また、事務所に居ながらにして複数拠点の監視もできるようになります。
まとめ
防犯カメラを活用することで、倉庫業ではお客様からの大切な荷物を盗難から守ることができるようになり、荷物の破損が発生した際にもその原因の究明が可能になります。
また、運送業においてはトラックやそのパーツを盗難から守り、安心して配送業務が行えるようになります。
お客様からの信頼を獲得し、ビジネスを安定させるためにも防犯カメラの活用は重要になります。
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