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警備コラム:カルテックが独自に行う警備員の現任教育とは?

目次

弊社では、警備員の教育に力を入れております。

警備会社は、法定教育である新任教育および現任教育が必須教育科目とされております。

一方、弊社では必須教育に加えて【態度教育】【価値観教育】を独自の教育カリキュラムとして実施しております。

弊社の警備員教育の体系図を以下の通りとしております。

【職能教育】担当者:指導教育責任者

①新任教育(警備員内定者対象 基本教育+業務別教育 計20時間)

現任教育(警備業従事者対象 基本教育+業務別教育 計10時間)

③資格取得教育(警備業務検定取得に向けた個別指導)

【態度教育】担当者:代表取締役、指導教育責任者、現場隊長

①おもてなし能力(言葉遣い、先手の挨拶、ハイの返事、笑顔等)

②姿勢(腰骨を立てる、背筋を伸ばす、指先を整える、立ち振る舞い)

③清潔感ある身だしなみ(制服を正しく着用する、髪爪髭を整える等)

【価値観教育】担当者:代表取締役

①理念教育(健全な人間観・仕事観・人生観・社会観・理念実現能力)

②職場の教養+13徳目による朝礼実施

③交流分析(TA)によるパーソナリティ診断・指導

今回は、法定教育の一つ「現任教育」についてカルテック独自の教育方法をご紹介します。

弊社の指導教育責任者からインタビュー形式で現任教育について詳しく話を聞きました。

 

Q 現任教育とは何ですか?

現役で勤務している警備員対象の法的教育です。目的は警備員の質の維持と向上です。内容は基本教育と業務別教育の2科目を年間10時間以上実施します。

警備会社ごとに、教育内容に特色を持たせて実施しています。

カルテックでは、現場で起きた事例を題材とした事例検討会を実施します。その際、普段はあまり接点がない異なる配属先の警備員同士がコミュニケーションを取れるようフォローしたり、学び合いの場として活用できる形式にしたり工夫しています。

 

Q 現任教育で特に重要視していることは何ですか?

カルテックとして重要視していることは社長による価値観教育(人間教育)です。カルテック独自の教育内容ではないでしょうか。

組織成立の3要素など、警備員が社会や組織の一員として業務にあたる際の土台となる価値観を伝えています。

具体的には「協働の自発性、コミュニケーション、理念の共有」です。

 

また、日ごろ各現場で隊員をまとめている隊長達が現場で起きた事例を踏まえて講義する機会も設定しています。

彼らも指導教育責任者の資格を保持しています。隊長達が自ら考え、資料を作成し、隊員と向き合って指導する経験を積むことにより、隊長自身の成長を促す大切な場と考えています。

 

Q 30代~70代まで幅広い年齢の隊員同士でチームを組む際、どのように対応していますか?

私のほうで、出来る限り警備員1人1人の能力把握に努め、スキルの異なるベテランと新人でチームを組ませることにより有意義なOJTの場になるよう気を配っています。

とくに交通誘導現場は、場所が変わると警備の難易度が変わります。事前に現場の難易度を把握して配置を決めています。

現任教育 ガードマン

 

Q 施設警備員の現任教育において気を付けていることは何ですか?

体を動かしながらシュミレーションすることによる体験からの学びを重視しています。

座学を中心とした教育だけでは、教育内容の定着が難しい面があります。

実際の警備現場で起きた問題や課題を取り上げて、問題点や改善点について意見を出し合い検討します。

検討した内容をもとに、体を動かしてシュミレーションすることにより実践で活かせるよう心がけています。

現任教育ガードマン

 

Q 交通誘導警備員の現任教育において気を付けていることは何ですか?

交通誘導警備員は、60代以上がほとんどであるため年配者やベテラン警備員に寄り添った教育を重視しています。ベテラン警備員の経験や知見を引き出すような事例検討会、分かりやすい資料や声掛けができるよう気を付けています。

事例検討の内容は、現場から上がってくる毎日の報告や現場で受けたクレーム、元刑事である顧問の経験事例を題材にします。実例を題材にするため、年配の警備員同士でも意見交換は非常に活発です。

 

Q カルテックの警備員は「おもてなし」に好評をいただいていますが、どのような教育をされていますか?

警備員が入社後必ず受ける新任教育の冒頭、社長から【態度教育】として「おもてなし」警備について必ず伝えてもらっています。

現場勤務に就いたあとは、私が日ごろ現場を見て回る巡察指導で「人に見られている・聞かれていることを意識してください」と伝えています。意識するべき内容は丁寧な言葉遣い、明るい挨拶と返事、にこやかな表情、清潔感のある身だしなみ、お客様の気持ちになってご案内すること、などです。

新任教育と日常の教育の相乗効果によってカルテックの「おもてなし」警備に対する意識が高まっていると思います。

警備員教育03