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巡回警備の安全性と信頼性を高める7つのポイント

巡回警備の安全性と信頼性を高める7つのポイント

目次

施設警備において、巡回警備は施設内の安全性を高めるためにとても重要です。
ただ、指定されたルートを漫然と歩くだけでは、真に効果的な巡回警備とは言えません。
30年以上の施設警備の経験を持つ弊社の知識と経験を基に、お客様に信頼していただける質の高い巡回警備をおこなうための7つのポイントをご紹介いたします。
 
 

施設の構造・レイアウトの把握

巡回警備を適切に行うには警備を行う施設の構造・.レイアウトを事前に正確に把握しておく必要があります。各フロアの間取り、部屋の配置を覚えることから始まり、死角となりやすい場所の特定、非常口や避難経路の位置なども把握しておくことが重要です。
特に過去にトラブルが発生した箇所については、その経緯も含めて把握しておくことが欠かせません。
施設の構造を熟知することで、異常を素早く発見し、緊急時にも迅速な対応が可能になります。

施設の構造・レイアウトの把握
 

危険箇所の特定

すべての場所を均等に巡回するのではなく、リスクレベルに応じてメリハリをつけることが重要です。
外部からの侵入が容易な窓や裏口、人目につきにくい階段の踊り場や地下エリア、高価な設備や重要な書類がある部屋など、特に注意が必要な箇所を事前に洗い出しておきます。
これらの箇所をしっかり確認し、異常の兆候を見逃さないよう警備を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

危険箇所の特定
 

巡回頻度とルールの最適化

警備する現場によって巡回警備のやり方も変わってきます。トラブルをいち早く見つけることが優先される場合には、決まった時間に決まったルートを巡回するケースが多くなります。
また、ソーラーパネルの警備など、盗難を予防するため巡回警備を行っている場合には、巡回の時間帯を変化させることで、警備員の不在時間が予測されにくくなり、抑止力を高めることができます。

巡回頻度とルールの最適化
 

五感を活用した警備業務

巡回警備では、様々なトラブルを早期に発見する必要があります。
目視による確認だけでなく、異音や異臭などにも注意を払うなど五感を活用し、警備を行うことが重要です。
不審者が侵入しようとした際に生じる異常音、火災発生時の異臭など、目視だけに頼らない警備を行うことで、トラブルの被害を最小限にすることができます。

五感を活用した警備業務
 

迅速な状況判断と適切な初動対応

異常を発見した際の適切で迅速な初動対応が、被害の拡大を防ぐ鍵となります。
トラブルが発生した際には状況を確認し、必要に応じて自身の安全を確保。速やかに施設責任者や関係機関へ報告します。
事前に様々なケースを想定し、対応方法を準備しておくことで、実際にトラブルが発生した際にも冷静かつ的確に対応することができます。

迅速な状況判断と適切な初動対応
 

トラブル発生時の情報共有

巡回警備で得た情報は、セキュリティ向上に貢献する貴重なデータとなります。
異常やトラブルが発生した場合には、それらをしっかり記録し、情報共有を行うことが重要です。
情報共有をしっかり行っておくことで、同じようなトラブルが発生した時にも、迅速に対応できるようになります。

トラブル発生時の情報共有
 

継続的なトレーニング・教育の実施

施設警備の警備員も定期的にトレーニングや教育を受けることが重要になります。
これにより警備の質を担保することができ、これまでに想定されていなかった新たなトラブルにも柔軟に対応できるようになります。
専門的なスキルと知識を継続的に向上させることで、お客様により質の高い警備サービスを提供することができ、お客様との信頼関係をより強固なものにすることができます。

継続的なトレーニング・教育の実施
 

まとめ

施設警備において、巡回警備は安全性を高めるための重要な業務です。
施設の特性を理解し、潜在的なリスクを予測、異常を素早く察知することにより、トラブルの被害を最小限に抑えたり、未然に防ぐことが可能になります。
弊社カルテックでは、30年以上施設警備に携わって参りました。
施設警備に関するご相談は、どうぞお気軽に弊社までお問い合わせください
 
 

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