除菌消毒コラム:抗菌?消毒?迷走する感染症対策から抜け出す方法

このコラムの目次

1.はじめに


新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大して約1年3ヶ月が過ぎました。

国内で初めて感染が確認されたのが2020年1月。

長い1年でしたね。

 

暗いトンネルを手探りで歩くように、見えないウイルスとの攻防。

精神的にも疲弊したのではないでしょうか。

 

様々な対策が実施される中で、2021年2月に国内でワクチン接種が始まりました。

やっとコロナ禍という暗いトンネルの出口が見え始めた気がします。

3月16日に菅首相がワクチンを接種して話題になりましたね。

高齢者など一般の方の接種開始は、4月12日見込みとのことです。

 

参考:首相官邸「ワクチン接種」

参考:厚生労働省「接種についてのお知らせ」

参考:栃木県宇都宮市「新型コロナワクチンの接種について」

 

 

ワクチン以外では、マスク、3密回避、換気、手洗いなど

手探りで感染症対策を実施してきたことと思います。

 

コロナに負けず事業を継続するために、感染症対策は必須。

お客様や従業員の不安の声と向き合い、感染症対策をしっかりやろう。

 

このように社会の意識が大きく変化しています。

 

新型コロナ除菌消毒サービスを行っている弊社でも感染症対策に関する多くの悩みをお聞きします。

 

「抗菌コーティングを勧められて施工したけど、感染の心配は尽きない」

「光触媒コーティングなど、エビデンスや効果を聞いてもよく分からない」

「何が正しい感染症対策なのか分からない」

 

あなたは、いかがでしょうか?

 

上記の悩みをお聞きするたびに、

“とりあえずの対策で効果が薄いものを選び、後悔している方が非常に多い”

という印象を受けます。

 

とりあえずの対策で、本当にいいのでしょうか?

とりあえず対策を実施したのも束の間、政府の方針転換に振り回され、

見えない未来に次第に焦ってくる方もいるのではないでしょうか?

 

今の状況を打破しようと、同業者やインターネットから情報を収集しても、

ますます不安が募るばかり。

 

情報を集めただけでは、あなたにとって適切な対策は行えません。

情報を得た分、むしろ道に迷ってしまうかもしれません。

 

なぜ、こういった悪循環に陥ってしまうのか?

 

それは、現状の対策をきちんと管理できていないからではないでしょうか。

「陽性者が出ていないから、大丈夫だろう」

「思ったより従業員に感染対策の意識が浸透していない」

と、漠然と認識しているだけ。

 

これでは、糸の切れた風船と同じです。

本来の目的を見失ってしまいます…。

 

では、どうすればいいか?

 

まずは、感染症とは何かを理解することです。

次に、基本的な感染対策について情報を整理します。

そして、基本と現状の感染症対策を照らし合わせて、振り返ることです。

 

すると、あなたがこれから行うべき感染症対策が明確に見えてくるでしょう。

 

このコラムを通して、迷走するwithコロナ時代の感染症対策に関するお悩みを、

根本から解決したいと思います。

 

具体的には

・100%安心できる感染症対策とは?

・感染症とは何か説明できますか?

の順に重要なポイントに絞ってご紹介していきます。

 

あなたが求めていた感染症対策を見つけるヒントを得られると思いますので、

まずはご一読を!

 

 

2.100%安心できる感染症対策とは?


 

はじめに、質問です。

『100%安心!これさえやれば絶対コロナに感染しない感染症対策は何でしょうか?』

 

ぱっと浮かんだ方、

うーんと考えた方、

厚生労働省の感染症対策をイメージした方、

それぞれかと思います。

 

下のチラシを読み、実践している方も多いと思います。

これは主にウイルスが体に入ることを防ぐ対策です。

感染経路を断つ対策とも言い換えられます。

加えて、

・室内の消毒除菌

・次亜塩素酸水を空間に噴霧する

・オゾン発生装置で除菌する

・抗菌コーティングをする

というアイデアも出てきたかもしれません。

 

これらは、感染症の病原体であるウイルスそのものを減らす対策。

病原体を排除する対策とも言い換えられます。

 

  • ウイルスが体に入ることを防ぐ対策(感染経路を断つ)

 

  • 病原体であるコロナウイルスそのものを減らす対策(病原体を排除する)

 

この両方を同時に行っていれば100%安心、絶対感染しない!

と思いますか?

 

確かにどちらも大切な対策であることは理解できますよね。

けれど、100%とは言い切れないかも…と思いませんか?

次章で、言い切れない要因と100%安心できる対策の答えを探っていきましょう。

 

 

3.感染症とは何か説明できますか?


 

100%安心できる対策の答えを探る。

そのために、敵の正体を知る事から始めましょう。

つまり感染症とは何かを学ぶ事が必要です。

テレビや新聞、インターネットで「感染症」について見聞きしない日はない昨今。

改めて「感染症とは何か」をしっかり理解する必要があります。

 

感染症とは、

病原体(=病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。

病原体は、大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。

 

分類について詳しくは除菌消毒コラム④:ウイルスと細菌の違いとは?

にまとめましたので、ここでは省略します。

 

ここまで聞いて、真菌?細菌?と聞きなれないワードに拒否反応が出ていませんか?

私も初めは、そうでした。

「難しすぎて分からない」と諦めそうになる気持ちも分かります。

 

なので、出来るだけシンプルにお伝えできるよう頑張りますので、

続きを読んでください…!

 

ここからは、細菌とウイルスに的を絞って解説していきますね。

細菌やウイルスは、大きく3つに分けられます。

①人に害のないもの

②むしろ人にとって必要なもの(善玉菌、ビフィズス菌など)

病原体(=病気を起こすもの)

ほとんどが人に害のない①と②だと言われています。

 

そして、細菌やウイルスがいる場所は、地球上のあらゆる環境です。

どのくらいの数がいるか、気になりますが全てカウントするのはとても難しいので、

細菌だけに絞り…

さらに私たちの腸内だけに絞っても…

100兆個以上いると言われています!

 

世界の人口が約70億人だとすると、

70億人×100兆個=700000000000000000000000個!!

 

腸内だけでも、物凄い数の細菌が存在しています。

地球上あらゆる環境にいる細菌やウイルスを正確にカウントしたら、

天文学的な数になると想像できます…。

 

細菌やウイルスは、目に見えないだけで膨大な数ということが分かりますね。

膨大な数に対して

  • ウイルスが体に入ることを防ぐ対策(感染経路を断つ)
  • 病原体であるコロナウイルスそのものを減らすための対策(病原体を排除する)

 

だけでは防ぎようがありません。

 

それなら、全ての細菌やウイルスを除菌すれば安心じゃない?

と考えることもできます。

が、それでは命が危うくなります。

 

なぜなら、仮に無菌・無ウイルスにできたとしても、

人にとって必要な腸内細菌に大きなダメージを与えてしまうからです。

 

腸内細菌にダメージがあると、細菌のバランスが崩れます。

すると、様々な病気や体調不良を引き起こすと言われています。

 

感染症を無くすために無菌にしたら、逆に命が危うくなってしまう、

これでは本末転倒です。

 

ここまで検証した結論として、

『100%安心!これさえやれば絶対コロナに感染しない感染症対策は何でしょうか?』

の答えは

『現状ない』

と言えるでしょう。

しかし、

本当に?ワクチンを接種すればいいのでは?という考え方もありますね。

ワクチン接種をして免疫を付ければ、感染症の発症を抑える効果が期待できます。

ただし、薬と同じく副作用(副反応)は避けられません。

 

非常にもどかしい問題です。

 

やっぱり、『100%安心!これさえやれば絶対コロナに感染しない感染症対策は何でしょうか?』

に対する答えは、『現状ない』となってしまいます。

 

100%安心な対策は、現状ありませんが基本的な感染症対策ならあります。

感染症とは何かを学んだ私たちから、

基本的な対策 + 現状チェック ⇒ あなたにとって最適な感染症対策

を見つけていく方向にシフトしましょう。

 

新型コロナウイルス感染症との攻防が始まって約1年。

このコラムを参考に、withコロナ時代の感染症対策について改めて考えていきましょう。

 

次回は、

・基本的な感染症対策

・対策の土台となる根本的な考え方

・定期的なリセット除菌のススメ

などについてお伝えしていきます。

 

次回コラム「感染症対策で後悔しないために確認しておくべきこと」を読んでいただければ、

あなたがこれから行うべき感染症対策が明確に見えてくると信じています。