お客様のご不安点
サンクレール株式会社様は、通勤バス、観光バス、学校遠足などの貸切バスの運行をされているバス会社様です。社名「サンクレール」には、ひかり輝くという意味があるとのこと。サンクレール様とお客様との出会いが、旅をよりいっそうキラキラと輝かせるものであって欲しい、そんな思いが込められているそうです。
今回は、代表取締役社長の宮田様にお話を伺いました。
≪消毒施工前のご不安点≫
①新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛により観光バス、貸切バスの運行が著しく減少
②消毒サービスを行う業者が非常に多く、数ある消毒サービスから1つを選ぶことが難しい
③万が一、陽性者が乗車して消毒作業を行うことになった場合、いつ運行再開できるか不安
上記のご不安点をお聞きして、弊社から以下のご提案をさせていただきました。
ご提案内容
バス以外でも弊社の新型コロナ消毒サービスは、不特定多数が出入りする病院や学校、オフィスへの導入事例が多数ございます。
これらを踏まえて、サンクレール様のご不安点を解消できる弊社サービスの特徴についてお伝えしました。
①新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛によるバス運行の減少について
2021年2月現在、緊急事態宣言の影響で旅行、外出、イベント、遠足は、ほとんどありません。
今後、ワクチン接種が一般的になれば、徐々に観光バス、貸切バスの需要が戻ってくると予想されます。
ただし、需要が戻ったとしても、感染症への危機感は高い状況が続くと思われます。
そのような状況の中で弊社の消毒サービスは、高い消毒効果が実証されていますのでwithコロナ時代のウイルス対策に効果的です。
大きな特徴は、1度の噴霧で、細菌を99.9999%殺滅できること。
新型コロナウイルス以外にもインフルエンザウイルス、ノロウイルス、エイズウイルス、大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌など多数の種類を殺滅します。
消毒効果は、アメリカ環境保護庁、カナダ保健省、欧州医薬品庁で認知されています。
効果の高い消毒施工を取り入れることが、より安心してバスの旅をご提供する重要なポイントになるのではないでしょうか。
②数ある消毒サービスから1つを選ぶことが難しい点について
弊社の消毒サービスと他社の消毒サービスの大きな違いは3つあります。
☑隅々まで殺菌できる
☑ヒューマンエラーを防止できる
☑電子機器も殺菌できる
隅々まで殺菌できる理由は、ドライミスト施工です。
ドライミスト施工とは、消毒液を非常に細かいドライミストに変えて、空間に充満させる施工方法のこと。ドライミストが狭いすき間まで届くため、隅々まで殺菌できるのです。
ヒューマンエラーを防止できる理由も、ドライミスト施工です。
ドライミストがバス車内全ての物の表面を殺菌しますので、拭き残しによるヒューマンエラーを防ぎます。
電子機器も殺菌できる理由は、消毒液が「過酸化水素」だから。
「過酸化水素」の持つ酸化効果が細菌やウイルスを不活性化します。不活性化した後は、水と酸素に分解されますので電子機器にも人体にも優しいクリーンな消毒液です。
病気を引き起こす菌の中には1年以上生き残る菌もいます。
年に数回、定期的に消毒をして車内の細菌やウイルスを99.9999%リセットし、感染リスクを減らし続けることが大切です。
③陽性者が乗車した後、いつ運行再開できるかについて
弊社の消毒サービスは、新型コロナウイルスを10分程度で殺菌可能です。
殺菌後は、消毒液が水と酸素に分解されるまで時間を置きます。
殺菌と分解時間を合わせて、大型バス1台の消毒時間は、40~50分です。
例えば大型バス5台の場合、効率的に作業を行いますので、約90~100分で消毒が完了します。
台数によりますが、バスの運行と運行のすき間時間に消毒作業を終わらせることも可能です。
タイミングが合えば、運休せずに消毒を完了できると思います。
施工当日の様子
① 消毒前にインジケーターを設置
消毒液がバス車内の隅々まで行き届いたことを確認するためです。
② 消毒前の細菌を採取
消毒前と後に採取した細菌の量を比べることで消毒効果を確認できます。
③ 消毒液の噴霧開始
専用の機械を車内に設置し、ドアを閉めて密閉します。
④ 15分後、インジケーターの確認
黒く変色しているので、隅々まで消毒されたことが分かります。
⑤ 消毒後の細菌を採取
消毒前と同じ場所から採取します。
⑥ 消毒後30分程度、時間を置く
消毒液(過酸化水素)が水と酸素に分解されて無害になるまで待ちます。
⑦ 施工終了
機械を回収し、元通りご使用いただけます。
⑧ 殺菌証明書(ステッカータイプ)のお渡し
バス利用者様に見える場所に添付するとPRに効果的です。
⑨ 後日『施工完了報告書』をお渡し
消毒前後に採取した細菌を培養した結果と施工の様子をまとめた報告書です。
お客様のご感想
代表取締役社長 宮田様
弊社は新型コロナウイルス感染予防として、運転士全員に一人一つずつアルコール消毒液と非接触型の体温計を配布しました。バスごとに予備マスクを配布し、換気も徹底しています。運転席と乗客座席の間にシールドを設置する対策も行っています。バスは安全な乗り物であるとことをアピールしていきたいですね。
今回、消毒をしてもらって良かったことは、すぐバスを使用できたことです。少し酸っぱい臭いが残るかもしれないと聞いていましたが、全く気になりませんでした。
現状は新型コロナの影響で、どこのバス会社も経営状況が良くないと聞きます。コロナが落ち着いて、観光バスの運行が増えてきたら、定期的な消毒は必要になると思います。感染対策の取り組みとして外部へのPRに有効だと感じました。
[提供内容] 新型コロナ消毒サービス(環境表面殺菌)
[施 工 日] 2021年2月
[施工場所] サンクレール様 バス車庫
[作業時間] 90分
■サンクレール株式会社様ホームページ