除菌消毒コラム:新型コロナに効果実証済み!過酸化水素のパワー

このコラムの目次

1.新型コロナに効果実証済み!過酸化水素のパワー


2020年末から海外では、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたね。

 

日本でもアメリカ試薬大手ファイザーのワクチンについて、

国の医薬品機構が安全性や有効性を確認しています。

 

早ければ厚生労働大臣が2月15日に正式承認する可能性があるとのこと。

その後、準備が整えば安全性調査が行われます。

本格的な接種開始は、診療に関わる医療従事者を対象に最短でも3月中旬からになりそうです。

続いて、65歳以上の高齢者に優先的に接種する方針が出されています。

 

広く一般の方がワクチン接種を受けられるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。

ワクチン接種により、感染をコントロールできるようになると期待されています。

同時に不安定な経済状況やコロナ疲れが解消されることへの希望が高まっています。

 

一方、海外ではワクチンによる副作用(副反応)も報告されています。

 

イギリス医薬品・医療製品規制庁は2月6日までに

副作用が疑われるケースは0.3%の割合だったことを公表しています。

 

接種した約740万回のうち、副反応が疑われたのは2万2820件。

接種後に急激なアレルギー反応が出るアナフィラキシー症状は10万回に1~2件。

 

副反応で圧倒的に多かったものは、

接種部位の痛みや頭痛、寒気、倦怠感、吐き気などです。

 

ワクチンを接種すれば、本当に安全安心な社会を取り戻せるのでしょうか?

弊社は、Withコロナの時代にワクチンだけに頼らない対策も重要だと考えます。

 

そこで今回は、新型コロナウイルスをはじめ、病気の原因となるウイルスや細菌を消毒殺菌する効果が高い

『過酸化水素』について取り上げます。

 

一般的にあまり馴染みがない薬品ですので、

すぐにイメージできる方は少ないかと思います。

 

「過酸化水素って理科の実験で使う薬品でしょ?」

「過酸化水素なんて聞いたことない。本当に新型コロナに効くの?」

「厚生労働省のホームページではコロナに効くって書いてないけど、大丈夫?」

 

中には、こんな疑問を持つ方もいるでしょう。

 

この除菌消毒コラムでは、ダイヤモンド・プリンセス号の消毒殺菌に使用された『過酸化水素』が持つ

高い消毒効果や、効果があるのに薬局で見かけない理由についてお伝えします。

 

具体的には

・過酸化水素の高い消毒殺菌効果

・なぜ厚生省が推奨していないのか?

・アメリカでの過酸化水素の利用

・カナダ、ヨーロッパでの過酸化水素の利用

の順番に重要なポイントをご紹介していきます。

 

弊社の新型コロナ消毒サービスでも使用している『過酸化水素』。

そのパワーはいかに!?

 

Withコロナの時代にワクチンだけに頼らないウイルス対策の参考になると思いますので、まずはご一読を!

 

2.過酸化水素の高い消毒殺菌効果


そもそも過酸化水素(かさんかすいそ)とは、何でしょうか?

 

化学式では『H2O2』と表されます。

 

身近な製品で言うと、消毒薬の「オキシドール」の原材料にも使われています。

薬局などで手軽に買うことができますよね。

 

転んで切り傷や擦り傷が出来た時に使ったことはありませんか?

傷口にオキシドールをつけると、泡が出ます。

泡の正体は、酸素です。

 

オキシドールの主成分「過酸化水素」が細菌やウイルスの内部へ入りこみ、

細菌やウイルスの構造を破壊します。

 

その過程で過酸化水素は水と酸素に分解されるので、

泡(酸素)が出るのです。

 

オキシドール以外では、あまり馴染みのない成分ですが、

医療機関では使われています。

 

日本手術医学会のガイドライン(2013年改訂版)では

0.5%過酸化水素が手術室の環境整備に推奨されています。

 

このように過酸化水素は、優れた殺菌剤であることが証明されています。

さらに人間にとって、より安全であり環境にも優しいことを示唆する論文もあります。

 

3.なぜ厚生省が推奨しなかったのか?


ここまで見てきたように「過酸化水素」は、ウイルスや細菌に対して優れた消毒効果があることが分かります。

 

しかし、厚生労働省は新型コロナウイルスに効果がある消毒液として「過酸化水素」を推奨していません。

なぜでしょうか?

 

主な理由は、国内での流通量の少なさです。

 

現在、国内で過酸化水素の除菌消毒液を製造している企業は1社のみ。

元々、国内で使われていた過酸化水素は、多くが輸入品でした。

弊社が新型コロナ消毒サービスで使用している過酸化水素 消毒液「ハロミスト」もアメリカで製造しています。

 

流通量が少ない薬品を厚生労働省が推奨してしまうと、必要な場所に薬剤が行き渡らなくなってしまいますよね。

なので、厚生労働省は過酸化水素について触れていないと考えられます。

 

実際、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によってアメリカ等の買い占めが行われ、輸入が途絶えました。

そのような状況を改善するため、国内メーカーが過酸化水素を開発するに至ったようです。

 

ちなみに、弊社の過酸化水素 消毒液「ハロミスト」は、独自のルートから仕入れておりますので、

供給は安定しております。

 

国内で新型コロナウイルスの消毒用として使用された事例の中で有名なのが

「ダイヤモンド・プリンセス号」です。

 

2020年2月横浜港に停泊したダイヤモンド・プリンセス号。

乗員・乗客 3,711名のうち712名が新型コロナウイルス感染症に罹患。

日本で初めて大規模クラスターが発生した事例として大きなニュースになりました。

 

さらに同4月、長崎造船所香焼工場で停泊中のコスタ・アトランチカ号の除菌消毒にも使用されています。

 

その他、

永寿総合病院、東京医科歯科大学病院、ホテルJALシティつくば、東京警察病院などで使用されました。

 

4.アメリカでの過酸化水素の利用


では、海外での過酸化水素の利用はどうでしょうか?

過酸化水素は、アメリカ・カナダ・ヨーロッパで広く使用されています。

 

米国疾病予防管理センター(CDC)は、「医療施設における消毒と滅菌のためのCDCガイドライン2008」で、

0.5%加速化過酸化水素が1分間で菌を殺し、ウイルスを不活化することを認めています。

加速化過酸化水素とは、過酸化水素に界面活性剤や水溶性溶剤などを加え、除菌能力を高めた製剤を言います。

 

また、アメリカ環境保護庁(EPA)は、加速化過酸化水素消毒剤をSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の消毒に使用することを推奨しています。

 

アメリカ食品医薬品局による安全基準合格証(GRAS)リストにも加えられており、

食品添加物としてのリスクが低く安全性が高いことでも知られています。

 

参照:https://virox.com/making-news/virox-corp-news/ahp-goes-beyond/

 

ちなみに2018年より、0.5%加速化過酸化水素が国際宇宙ステーション内での除菌洗浄として、採用されているとのこと。

地球を飛び越えて宇宙にまで進出しているんですね!

 

5.カナダ、ヨーロッパでの過酸化水素の利用


カナダでは、2003年SARS-CoV(SARA:重症急性呼吸器症候群)が流行した際、

加速化過酸化水素の有効性が証明されました。

 

2020年10月現在、カナダ保健省は新型コロナウイルスに対して効果のある消毒液リストに

加速化過酸化水素が加えられています。

 

参照:https://www.canada.ca/en/health-canada/services/drugs-health-products/disinfectants/covid-19/list.html#tbl1

 

また、ヨーロッパでは、欧州医薬品庁(EMA)加盟国と救急隊員に加速化過酸化水素の使用が義務付けられました。

 

アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各国、そして宇宙でも過酸化水素の効果が広く認知されていることが分かりますね。

 

6.まとめ


 

ここまで『過酸化水素』について様々な角度からご紹介してきました。

一般的には馴染みのない消毒液ですが、宇宙にまで進出していたなんて驚きですね!

 

日本国内での供給量が少ないため、

アルコールや次亜塩素酸ナトリウムのように手に入りやすくなるまでは時間がかかりそうです。

 

最後に、過酸化水素、次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウム、アルコールの特徴をそれぞれ比較してみましょう。

比較してみると過酸化水素の高い消毒効果と人体や物への優しさが際立っています。

 

余談ですが、帰国者受入れの隔離施設として使用したビジネスホテルで次亜塩素酸ナトリウムを使って除菌した後…

備品の変色・腐食が激しく、最終的に備品を処分した例もあるとのこと。

 

また、高濃度のアルコールで消毒を行ったホテルでは、引火の危険性を考慮して

施設のブレーカーをすべて落とした事例もあります。

真夏に防護服を着て消毒作業を行う作業員にとってエアコン等が使えないのは、過酷ですね…。

 

このように金属や備品への影響や引火の可能性が低い点は、過酸化水素の大きな利点ではないでしょうか。

 

新型コロナウイルスと共生するwithコロナの時代に、

過酸化水素が心強いパートナーになってくれるかもしれませんね。