除菌消毒コラム:今日からできる除菌消毒!見落としがちな注意点を解説

このコラムの目次

1.今日からできる除菌消毒

 

皆さんは、新型コロナウイルス感染対策として

どんな対策をしていますか?

・マスクの着用

・3密や人込みを避ける

・手指のアルコール消毒

・よく触る場所やモノの除菌消毒

・不要不急の外出を控える

・飲食を伴う会合を控える

・こまめな換気

などでしょうか。

 

加えてオフィスで働く皆さんは、

・毎日の健康チェックや検温

・食事や休憩場所での対面を避ける

・ソーシャルディスタンスを確保した座席配置

などの対策を実践されているかと思います。

 

様々な対策を行う中で、学校やオフィス、介護施設、病院、飲食店など多数の人が出入りする場所では、より丁寧で細やかな除菌消毒作業を行っているのではないでしょうか。

共有しているテーブルなどの設備を介してウイルスが広がる可能性も指摘されています。

色々な人がよく触る場所やモノの除菌消毒は、大切ですよね。

今回の除菌消毒コラムは、室内を除菌消毒する時に見落としがちな注意点やポイントを解説します。

 

具体的には

手作り消毒液でモノの表面を消毒しよう

消毒液を使う時に気を付けること

ウイルスを殺す?加湿器の効果

見落とされがちな加湿器本体の除菌

空気清浄機は新型コロナウイルスに効果があるの?

の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。

 

除菌消毒を始めとしたウイルス対策が効果的にできるように、ご一読ください!

 

 

2.手作り消毒液でモノの表面を消毒しよう

 

一般的に消毒液とは、細菌を死滅させたりウイルスを不活化したりする効果がある液体のこと。

ウイルス感染から私たちの健康を守りながら、日常の生活を両立させる新しい生活様式(ニューノーマル)では、消毒液がトイレットペーパーやシャンプーのように日用品になりつつあります。

一時期の品薄が解消されて、手軽にどこでも消毒液が購入できるようになりましたが、消毒液を自宅で自作することができたら家計の節約になると思いませんか?

今回は、自宅で作れる消毒液を2種類ご紹介します。

 

1.塩素系漂白剤(ハイターなど)で作る『次亜塩素酸ナトリウム液』

≪作り方≫

①換気が出来る場所で家事用手袋を着用

②水1リットルに対して、塩素系漂白剤を10ml~25ml程度いれて薄める

塩素系漂白剤の濃度が0.05%になるように薄めてください(塩素系漂白剤の分量は、メーカーごとに目安があります)

いったん水に混ぜると、成分が安定しないため使用する分だけ作るようにしましょう。

 

≪使い方≫

家事用手袋を着用。乾いた布やキッチンペーパーにしみ込ませて、手すりやドアノブなどを拭きます。

拭いたところは、必ず水拭きし、最後に乾拭きして仕上げます。

金属製の物や天然繊維類に次亜塩素酸ナトリウム液を使用すると、

腐食または漂白される可能性があるのでご注意を。

 

参考:厚生労働省「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう」(PDF)

 

 

2.台所用洗剤で作る

≪作り方≫

①たらいや洗面器などに500mlの水をいれる

②台所用洗剤を小さじ1杯(5g)入れて軽く混ぜ合わせる

※新型コロナウイルスに有効な製品リストは下記サイトを参照ください。

 

≪使い方≫

キッチンペーパーや布などにしみ込ませて、テーブルなどをしっかり拭き取ります。

5分くらいたったら、水拭き。

特に、プラスチック部分は放置すると傷むことがあるので水拭きが必須とのこと。

最後にキッチンペーパーなどで乾拭きして終了です。

 

参考:厚生労働省「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」(PDF)

 

 

参考:独立行政法人 製品評価技術基盤機構「新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト

※随時更新されていますので最新版をご確認ください。

 

 

3.消毒液を使う時に気を付けること

 

自宅で手軽に作ることができる消毒液。

使い方によっては体にダメージを与えてしまうケースもあることをご存知ですか?

 

安全に使用するために気を付けてほしいことを2点お伝えします。

1つ目は、塩素系漂白剤(ハイターなど)で作る除菌水(消毒液)と「次亜塩素酸水」は別物ということ。

塩素系漂白剤で作った『次亜塩素酸ナトリウム液』を加湿器などに入れて空間に噴霧してしまうと、口や目に入ってしまう可能性があります。

口や目に入ってしまうと、ひどい場合は失明する危険もあるとのこと!

 

使用する前に、必ず製品の注意書き説明を読んでください。

使い慣れている身近な製品が案外、盲点だったりしますので十分お気を付けください。

 

参考:公益財団法人 日本中毒情報センター「中毒事故の問い合わせが多い家庭内の化学製品

 

 

2つ目は、「まぜるな危険」

漂白剤には、塩素系と酸性タイプがあります。

塩素系は、前述した1.塩素系漂白剤(ハイターなど)で作る『次亜塩素酸ナトリウム液』に使います。

酸性タイプの製品とまぜると【有毒な塩素ガス】が発生して、危険です!

くれぐれも漂白剤や洗浄剤のラベル表示で「液性」をご確認ください。

 

 

4.ウイルスを殺す?加湿器の効果

 

「加湿器」とは、部屋の中の乾燥を防いで湿度を保つための道具

冬場は、湿度が下がり空気が乾燥します。

ウイルスは低温・乾燥した空気中で増殖・活性化しますので保温と加湿は大切。

乾燥した空気中にウイルスが長時間漂うと、口やのどから侵入しやすくなってしまいます。

冬場のウイルスによる感染症予防には、

ウイルスが増殖する環境を避けること、体の抵抗力を落とさないことが基本です。

ウイルス感染予防に良いとされている室温20~25℃・湿度40%以上を目安にしてみてください。

 

また、加湿器を使って除菌する、というのは消毒効果のある水を室内に噴霧して除菌するのではなく、

『室内を加湿することでウイルスの増殖・活性化を抑える』という意味でウイルス対策として効果的です。

 

注意したいのが細菌やウイルスを物理的に取り除く除菌と「細菌を死滅させ、ウイルスを不活化する」ことの違いです。

室内の病原性の細菌を死滅させ、ウイルスを不活化するのは、「殺菌」「消毒」「滅菌」となります。

 

部屋の中にいる病原性の細菌やウイルスを死滅・不活化する消毒方法については、

除菌消毒コラム:ウイルス感染症対策に効果的な消毒・除菌液とは」をご覧ください。

 

 

5.見落とされがちな加湿器本体の除菌

 

皆さんは、加湿器本体を定期的に洗っていますか?

「毎日、水を交換するから大丈夫だろう」

と洗わない方も多いかもしれません。

確かに毎日水を交換するから汚れないイメージはありますよね。

 

でも、空気中をただよう雑菌が、加湿器の中で繁殖する場合があるんです。

見落とされがちな加湿器本体も可能な限り、洗浄剤や消毒液を使って除菌消毒をし、清潔に保つことが大切ですね。

 

 

6.空気清浄機は新型コロナウイルスに効果があるの?

 

家電量販店で見かける「空気清浄機」。

自宅でのウイルス対策に活用している、という話もよく耳にします。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、様々な種類や効果をうたう製品が売り出されています。

 

「除菌、脱臭、加湿!すべてこれ1台」

「ウイルスを99.99%除菌する」

「高性能!花粉・PM2.5・ウイルスで汚れた空気をきれいにする」

 

など各製品ごとに効果に特徴がありますよね。

効果を裏付ける実験やデータは、各メーカーから出されているようです。

空気清浄機の効果を示すデータをよく確認し、皆さんの使用目的に合った製品を選びたいものです。

 

大切なことは、空気清浄機で部屋の中を除菌しているから大丈夫!と過信せず、

保温・加湿(室温20~25℃・湿度40%以上)を維持し、

石鹸による手洗い・こまめな換気・十分な睡眠・十分な栄養補給・適度な運動もあわせて行うこと。

色々なウイルス対策を組み合わせて、免疫力を維持しウイルス防御の壁を厚くしましょう。

 

参考:一般社団法人 日本電機工業会 「空気清浄機のウイルスに対する除去・抑制性能評価試験方法について

 

 

 

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